演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院における結核性脊椎炎4 症例の検討

演題番号 : O-0490

高津 成子:1、岡 良成:1、宮崎 雅史:1、太田 康介:2、大城 義之:3

1:(医)腎不全センター幸町記念病院 内科、2:国立病院機構岡山医療センター 腎臓内科、3:川崎医科大学附属川崎病院 透析センター

 

2005年1月から2010年12月末までの6年間に当院で結核性脊椎炎と腸腰筋膿瘍を発症し、治療した4症例を検討した。女性2例男性2例で、発症時年齢53歳~77歳(平均67±10.4歳)、全例結核の既往歴はなかった。 4症例のうち1例は粟粒結核を併発し、他の1例はリンパ節結核を併発した。 原疾患は糖尿病3例、妊娠腎1例であり、透析歴0ヶ月~11年7カ月(平均51.5カ月)であった。 初発症状は全例が腰痛と発熱であった。 確定診断としては核酸PCRが有効であったが、診断的治療が2例あった。診断がつくまでに3週間~2カ月を要した。クオンティフェロンを施行した1例は陽性であったが、有効性の判定には今後の症例の蓄積が待たれよう。 高熱や白血球増多という細菌感染との混合感染を疑う症例や、腫瘍マーカーが上昇した症例もあり、画像診断が診断には有用と思われた。

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