演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院における透析患者の骨・軟部組織感染症8例についての検討

演題番号 : O-0487

萩原 暢久:1、中ノ内 恒如:1、高橋 和美:1、石田 良:1、井戸本 陽子:1、竹内 一郎:1、森 優:1、草場 哲郎:1、納谷 佳男:1

1:京都第一赤十字病院 腎センター

 

【目的】透析患者の骨・軟部組織感染症は日常診療において注意が必要である。当院でも近年症例が増加しており、その経過について検討した。【対象】2008年11月から2010年11月に骨・軟部組織感染症を発症し加療を行った透析患者8例。全て男性で平均年齢64.4歳。【結果】化膿性脊椎炎3例、化膿性関節炎2例、大腿膿瘍2例、陰部壊死性筋膜炎1例であった。糖尿病性腎症が6例。3例からMRSAが検出された。5例が切開ドレナージ、2例がCTガイド下に穿刺ドレナージ、1例は保存的治療であった。現在も加療中の1例を除いて全例退院できたが、ドレナージを複数回施行した症例や入院が長期化した症例もあった。【考察】透析患者の骨・軟部組織感染症は原因として易感染性、末梢血流不良、高齢や糖尿病性腎症の増加などがあげられる。時には重篤な転帰となることもあり、早期発見と外科的ドレナージも含めた適切な治療を積極的に行うことが重要である。

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