演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者における冠動脈石灰化指数(CACS)と死亡率との関連

演題番号 : O-0474

下山 泰彦:1、光田 洋子:2、鶴田 良成:3、濱嶋 信之:2、瀧 健太郎:1、清水 英寿:1、ムテリフ グリヌル:1、ポラテ デリナル:1、イリシャテ アデリベキ:1、丹羽 利充:1

1:名古屋大学医学部附属病院 尿毒症病態代謝学寄付講座、2:名古屋大学医学部 予防医学教室、3:明陽クリニック

 

【目的】冠動脈石灰化指数(CACS)が高値であると心筋梗塞になりやすい。今回、透析患者のCACS値を測定し、死亡率(全体、心血管系疾患)との関連を検討した。【方法】透析患者219名をCACSの3分位値で3群(1群:0~112、2群:113~1117、3群:1143~15481)に分け、約7年間追跡し、死亡率(全体、心血管系疾患)についてカプランマイヤー法による生存率曲線作成、ログランク検定を行った。また、年齢、透析年数を共変量としたCox回帰分析も行った。【結果】1群では、2群、3群に比べて、全体死亡率(1群:10.3%、2群:40.6%、3群:54.0%)、心血管系疾患死亡率が低かった。年齢、透析年数で調整しても、1群が3群に比べて全体の死亡率、心血管系疾患における死亡率が低かった。【結論】CACS低値例では死亡率が低く、CACSは透析患者の予後を予測するのに役立つことが示唆された。

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