演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

腎不全保存期において、血清Ca, P値はいつから異常値を呈するか?

演題番号 : O-0454

木場 藤太:1、加藤 仁:1、原 宏明:1、岡崎 晋平:1、羽田野 実:1、稲村 めぐみ:1、野入 千絵:1、小川 智也:1、松田 昭彦:1、御手洗 哲也:1

1:埼玉医科大学総合医療センター 腎高血圧内科・人工腎臓部

 

腎不全保存機のMBDについて検討した。【方法】2009年度に透析を導入した13例を対象とし、後ろ向きコホート調査した。(66.8±10.8歳、DM7例)1か月ごとに、Cr, K, Ca, P, ALB、PTHを調査した。【結果】導入時は、Cr 8.78±3.71mg/dL, K 4.37±0.41mEq/L, 補正Ca 8.72±0.83mg/dL, P 5.83±1.93mg/dL, wholePTH 252±131pg/mLであり、P値とPTH値のみ基準値を逸脱していた。導入12か月前では、Cr 3.76±1.01mg/dL, K 5.10±0.72mEq/L, 補正Ca 9.13±0.49mg/dL, P 4.00±0.27mg/dLであった。P値は、導入までの12か月間に徐々に上昇した。6か月前でP 5.08±1.37mg/dL, Cr 5.08±1.37mg/dLであった。【考案】待機的に透析を導入する患者においては、導入12か月前まではCa,P値に大きな異常を認めなかった。導入6か月前(Cr値が5.0mg/dL)より、P管理の必要性が示唆された。

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