演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析導入期における副甲状腺腫大の頻度

演題番号 : O-0450

中井 健太郎:1、河野 圭志:1、後藤 俊介:1、内古閑 修:1、伊藤 純:1、門口 啓:1、藤井 秀毅:1、梅津 道夫:1、西 愼一:1、三浦 修平:2、前田 篤宏:2、武田 一人:2

1:神戸大学医学部附属病院 腎臓内科、2:飯塚病院 腎臓内科

 

【背景】副甲状腺機能亢進症は、骨ミネラル代謝異常だけではなく、心血管疾患にも関連する重要な合併症であるが、透析導入期における副甲状腺のエコー評価についてはほとんど報告がない。 【方法】透析導入期に、副甲状腺エコーを施行し、intact PTH(以下PTH)、Ca、P値が得られた72例(男性43例、女性29例、平均62±13歳)を対象に検討を行った。 【結果】副甲状腺の腫大を18例(25%)に認め、1腺の腫大は9例、2腺以上は9例であった。腫大腺の長径が1cmを超える症例は2例で、総体積が500mm2を超える症例はなかった。また、腫大腺を認める症例は、PTHが有意に高値で、Pは高く、eGFRは低い傾向がみられた。PTH<300pg/mlの34例においても6例(18%)で副甲状腺腫大を認めた。 【結論】透析導入期にすでに25%の症例で副甲状腺腫大を認め、PTHがそれ程上昇していない症例でも副甲状腺腫大を認めていた。

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