演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

わが国のPTH測定の現状 ~コントロールサーベイによる検討

演題番号 : O-0448

加藤 仁:1、角田 隆俊:2、秋澤 忠男:3

1:PTHコントロールサーベイ委員会 埼玉医科大学総合医療センター 腎高血圧内科・人工腎臓部、2:東海大学 腎・代謝内科、3:昭和大学 腎臓内科

 

【背景】PTH値は、アッセイ間の比較が必要となっている。従来の研究は,施設間変動が考慮されていない。【方法】total PTHで値付けした同一検体(ヒト血清,標準品10検体)を用いて20施設で測定した。(Whole PTH、Elecsys intact PTH、Immulite intact PTH、Total intact PTH、High-sensitivity PTH)【結果】全アッセイで、r>0.9以上の相関が得られた。施設間変動(CV)は,1.6-23.7であった。HS-PTHの施設間差が大きく、Elecsys intact PTHは小さかった(1.6-3.9)。各施設の測定値を用いて,換算式を作成した。Whole PTHは7-84PTHをほとんど認識しなかった。1-84PTHに対する親和性は,Whole PTH,Total intact PTH,Elecsys intact PTHに有意な差はなかったがImmulite PTHでは,1-84PTHを過大評価した。【考察】Whole PTHの施設間差は、Lot間差と考えられた。各々のアッセイの相関は良好で過去のデータの蓄積は、今後1-84他のアッセイにも生かすことができると考えられた。

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