演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院での血液透析患者に対する二次性副甲状腺機能亢進症の治療状況の変遷

演題番号 : O-0447

脇川 健:1、藤田 淳也:1、西平 綾子:1

1:堺温心会病院 血液浄化療法部

 

【目的】二次性副甲状腺機能亢進症(2°HPT)治療について、2006年のガイドライン発表以降、新薬の登場により、どのように推移してきたかを検討する。 【対象と方法】2007年から2010年まで追跡可能であった維持血液透析患者50名(男性27名、女性23名)を対象に、各年4月のP、Ca、iPTH値のガイドライン達成率、2°HPT治療関連薬の使用状況を比較、検討した。 【結果】平均血清P値は5.7→5.2mg/dLと低下し、管理目標達成率も58→64%と改善した。平均補正Ca値は9.4→9.5mg/dLと推移し、達成率は60→74%と改善した。P、Caの同時達成率も34→48%と改善した。平均血清iPTH値は193.7→205.6pg/mLと推移し、iPTHを含む三項目の達成率は16→12%と低下した。炭酸カルシウム低用量内服者は増加し、塩酸セベラマー服用者は減少した。静注VitD製剤使用者は増加したが、使用量は減少した。炭酸ランタン、シナカルセト服用者では、いずれもP、Ca達成率は増加した。 【考察】新薬の登場により、P、Caの管理目標達成率はより改善された。またVitD製剤使用量も減少傾向がみられた。

前へ戻る