演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ビフィズス菌と乳酸菌による血清リン値低下作用の無作為二重盲検比較試験

演題番号 : O-0440

島田 美樹子:1、小川 哲也:4、熊倉 美穂:1、伊藤 恭子:2、松田 奈美:2、岩淵 裕子:3、溜井 紀子:3、筒井 貴朗:3、安藤 哲郎:3、安藤 義孝:3、新田 孝作:4

1:平成日高クリニック 栄養科、2:平成日高クリニック 透析科、3:日高病院 腎不全科、4:東京女子医科大学 第4内科

 

【目的】 これまで本学会にて、ビフィズス菌HD®(森下仁丹)投与による透析患者の血清P値(P)低下作用を報告してきた。そこで今回、同じくプロバイオティクスとされている乳酸菌に同様の効果があるのかを比較検討した。 【対象】 平成日高クリニック維持血液透析患者480名のうち、透析前血清Pが6.0mg/dl以上の患者で本試験に同意した25名を対象とした。 【方法】 ビフィズス菌(B菌)、乳酸菌(L菌)を無作為二重盲検にて100億/日就寝前投与(B菌群12名、L菌群13名)し、投与前、投与2週後の血液データを比較検討した。 【結果】 L菌群での血清P変化率は102.9±11.8%、B菌群の血清P変化率は91.8±8.9%とB菌群でのみ有意に低下した(p=0.0138)。排便回数や性状に変化は認められなかった。 【結語】 2週間の観察期間では、血清Pの低下はビフィズス菌にのみ認められる作用である可能性が示唆された。

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