演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析でのリン除去に関する再考察

演題番号 : O-0439

河原 純子:1、兵藤 透:2、太田 昌邦:1、栗原 正巳:3、本間 崇:3、佐藤 威文:4、竹川 勝治:4、志村 哲:6、吉田 一成:4、遠藤 忠雄:4、馬場 志郎:4、日台 英雄:5

1:医療法人社団善仁会厚木クリニック 臨床工学部、2:医療法人社団善仁会厚木クリニック 泌尿器科、3:医療法人社団善仁会横浜第一病院 臨床工学部、4:北里大学 医学部泌尿器科、5:医療法人社団善仁会横浜第一病院 透析センター、6:横浜総合病院 泌尿器科

 

【目的】HDでのリン除去量について再検討。 【対象と方法】対象はHD患者44例(男性33例、女性11例、透析時間4.22±0.45時間。DWは57.0±11.6kg)。週初めの透析日に排液中へのリン除去量と透析前血清P濃度、Pのクリアスペース率(CS率)、透析時間との関係を検討した。 【結果】リン除去量677.6±302.6mgと予想外に低値であった。血清P値3.99±2.05mg/dL、CS率52.1±10.4%であった。CS率とDWは相関無し。CS率と透析時間r=0.463 (p<0.005)、CS率と血清P濃度r=-0.48(p<0.001)で有意な相関を認めた。 【考察】血清P値を低くし、透析時間を増やすことでCS率は大きくなり、Pが除去される体内スペースが増えると考えられた。すなわち、リン吸着剤を可能な限り多く使用し、適度な蛋白制限食が必要であると考えられる。

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