演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析患者におけるオステオカルシン/骨型アルカリホスファターゼ比と死亡

演題番号 : O-0438

山下 哲理:1、鶴田 悠木:1、岡野 一祥:1、高野 真理:1、越田 善久:1、三和 奈穂子:2、木全 直樹:2、秋葉 隆:2、新田 孝作:1

1:東京女子医科大学 第4内科、2:東京女子医科大学腎臓病総合医療センター 血液浄化療法科

 

【背景】透析患者において、ALPなどの骨代謝マーカーと生命予後の関連が報告されているが、未だ不明な点が多い。今回我々はオステオカルシン(OC)と骨型アルカリフォスファターゼ(BAP)の比が生命予後と関連するかを解析した。 【方法】血液透析症例141名をOC/BAP比で2分位に分け、アウトカムを全死亡および脳心血管イベントに設定してコホート研究を行った。 【結果】観察期間は最長5年間で、生存期間分析ではOC/BAP比が低値群で死亡率が高かった(p<0.01)。既知の予後因子を加えた多変量解析でも低値群で有意に死亡が多く(ハザード比:HR 3.36:1.19-11.9)、脳心血管イベントでも同様の結果がみられた(HR 5.23:1.90-18.4)。 【結語】OC/BAP比は透析患者の予後予測因子となる可能性がある。

前へ戻る