演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

後期高齢透析導入患者の特徴

演題番号 : O-0413

篠田 俊雄:1、荒川 哲司:1、福田 純子:2、岡井 隆広:2、山家 敏彦:3、安藤 亮一:3、常喜 信彦:3、小岩 文彦:3、池田 雅人:3、小松 康宏:3、坂口 俊文:3、重松 隆:3

1:河北総合病院 透析センター、2:河北総合病院 腎臓内科、3:透析導入研究会

 

【目的】後期高齢者(75歳以上)の透析導入時の特徴を検討する。 【対象】透析導入研究会10施設にて2006年1月から2010年9月末までに血液透析に導入された2029例(男1,365、女664)中、導入時年齢が分かる後期高齢者604例(80.7+/-4.6歳)と74歳以下者1,420例(59.8+/-11.5歳)。 【方法】原疾患と特徴を2群間で比較検討した。 【結果】後期高齢者で少ないのは糖尿病性腎症(32.4%)、多発性嚢胞腎(1.0%)、多いのは腎硬化症(23.2%)、急速進行性腎炎(3.2%)、腎・尿路腫瘍(1.2%)、骨髄腫(1.0%)であった。膜性腎症が単独で2.2%と高率であった。原疾患不明やその他疾患も多かった。 【考察】糖尿病性腎症による導入は74歳までにピークアウトし、後期高齢者においては腎硬化症など高齢者特有の疾患による導入が増加する。急速進行性腎炎にはANCA関連血管炎、原疾患不明やその他疾患には慢性型や亜急性型のコレステロール塞栓症が含まれると推測される。

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