演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

無酢酸透析液カーボスターP(CP)使用下での生体適合性マーカー(BC)の観察

演題番号 : O-0401

村上 康一:1、鈴木 敏弘:1、内野 順司:2、岩崎 雅志:1、正井 基之:2、吉田 豊彦:2

1:(医)誠仁会みはま香取クリニック 泌尿器科、2:みはま病院

 

【目的】多人数透析時にキンダリー2E(KE)からCPへ変更後のBC変動を観察する。 【対象】V型ダイアライザ使用中で良好なバスキュラーアクセスの安定期透析患者10名。平均年齢58.7歳。平均透析歴11.3年。 【方法】変更前、変更後3、6、12ヵ月目の各BCの変化を比較した。検討項目は炎症関連:高感度CRP、IL-6、ラジカル関連:Pentosidine、栄養関連:Leptin、鉄代謝関連:Hepcidin-25、TSAT、Ferritin等。期間中の透析液はJSDT2008超純水透析液基準内に管理した。統計解析はIBM Statを用いWilcoxon符号付き順位検定でp<0.05を有意とした。 【結果】Pentosidineは6カ月目に上昇し12カ月目に低下を認めた。Ferritinは12カ月目、Hepcidin-25は6、12ヵ月目に低下を認めた。他のマーカーの有意な変動は認めなかった。 【考察】鉄代謝関連の変動は期間中にferritin値を30~60ng/mlへ調整しその後のESA製剤増量が関係していると思われる。 【結語】CPへの変更で特に特徴的な変動は認めなかった。

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