演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

バスキュラーアクセス(VA)狭窄に及ぼす止血圧の検討~第2報~

演題番号 : O-0373

岡島 成江:1、篠塚 信子:1、堀 和芳:2、井上 雅裕:3

1:国保小見川総合病院 透析室、2:国保小見川総合病院 臨床工学科、3:国保小見川総合病院 内科

 

【はじめに】当院は用手止血が困難な場合、止血ベルトを使用しており特にVA作成3年未満に狭窄を起こす症例が多く、ベルト止血法が問題であると考え局所型止血バンド(TRバンド)を用い有効性を検討した結果狭窄率が減少した。しかし患者が行う用手止血法でもVA狭窄を起こす症例がありバンド止血法に変更し狭窄発生率を検討した。 【対象】用手止血法で狭窄歴があり抗凝固剤内服中のVA作成3年未満の患者5名 【研究方法】 (1)穿刺前のシャント収縮期最高血流速度(PSV)と患者の用手止血時のPSVを測定 (2)最小PSVの時の圧を至適最小止血圧と仮定しTRバンドで3分止血 (3)用手止血とTRバンドの狭窄率を比較 【結果】至適最小止血圧は用手止血時よりも低く止血は可能で狭窄率が減少した。 【結語】患者のPSVに合わせた止血圧でTRバンドを用いることで止血圧が最小限に抑えられ狭窄率が減少した。VA作成3年未満の患者に対しTRバンドでの止血は有効であると考える。

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