演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

皮膚接合テープ使用による止血時間短縮の試み

演題番号 : O-0372

田中 雅之:1、小泉 健太郎:1、仲盛 智之:1、高市 憲明:2

1:虎の門病院 臨床工学部血液浄化療法室CE科、2:虎の門病院 腎センター内科

 

【目的】透析治療終了後の止血時間は、ガーゼの圧迫止血で数分間にて止血する患者が一般的ですが、中には10分以上を要する止血困難な患者がいる。そこで我々は、止血時間を短縮する為、皮膚接合テープを使用した止血法を検討した。【方法】当院にて、透析後の止血に10分以上を要する止血困難な透析患者を対象とした。透析後、穿刺部位を消毒し、穿刺針抜去と同時に皮膚接合テープを貼付し、その上からガーゼにて圧迫止血を行う。皮膚接合テープを使用した時、使用していない時を2週間ずつ行い、止血時間を測定し結果を比較する。また、次透析日に内出血・かぶれ等の皮膚の状態も確認した。【結果】皮膚接合テープ使用時の止血時間は、全ての症例でガーゼのみと比べ半分以下に短縮できた。また内出血・かぶれ等も見られなかった。【まとめ】抗凝固剤の減量、穿刺方法の工夫等によっても効果の見られない患者には有効と思われる。今後、実用性・コスト面について更に検討していく。

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