演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析用中心静脈カテーテル関連血流感染(CVC-BSI)に於ける伝播経路の推測

演題番号 : O-0371

安岡 砂織:1、矢野 久子:2、大橋 靖:3、山田 美穂:3、津田 圭一:3、遠藤 英子:1、酒井 謙:3、水入 苑生:3、相川 厚:3

1:東邦大学 看護学部、2:名古屋市立大学 看護学部、3:東邦大学医療センター大森病院 腎センター

 

【目的】透析用CVC-BSIの伝播経路を検討し,感染予防策の強化点を明らかにする. 【方法】H21.10~H22.7に,A大学病院に於いて同意を得た24症例中,発熱(38℃以上)で感染疑い3症例を対象とした.調査は,基本情報(静脈血,CVC先端等検査結果を含む)の収集とCVC刺入部皮膚とHabから試料を採取後,羊血液寒天培地(日水)に接種,35℃48時間好気培養,VITEC2で同定を行った.本研究はA大学医学部倫理審査の承認受けた. 【結果】3症例の平均留置は5.0±1.0日,このうち1症例は3回連続でCVC挿入されていた.この症例の培養陽性はCVC先端からMSSA,刺入部皮膚とHabは各々MSSA/CNS, MSSA/CNS/E.faecalis等が検出された.静脈血の細菌検出はなかった. 【考察】先端部,刺入部皮膚,HabからMSSAが検出しており,患者の皮膚常在菌がCVC挿入時の不十分な消毒により侵入したのではないかと推測した.本研究は科研費(21792193)の助成を受けた.会員外共同研究者:岩田守弘

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