演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

VA機能評価法としてのストレステストの有効性

演題番号 : O-0350

高橋 秀宜:1、松田 政二:1、森石 みさき:1、川西 秀樹:2、土谷 晋一郎:1

1:中島土谷クリニック 透析センター、2:土谷総合病院 人工臓器部

 

【目的】今回、VA評価法としてストレステスト(ST‐Test)を実行し有効性を検証した。【方法】血液透析患者40名を対象とした。透析開始後、仰臥位にて30秒間隔で血流量をQB350ml/minまで段階的にUPし、血流確保の有無を静脈圧の変化にて観察、続いてシャント肢を90°挙上し同様の方法を施行した。またST‐Testに影響を及ぼす因子についてUS所見(末梢血管抵抗指数=RI、狭窄部血管径=φ)と比較し検討した。【結果】16名でST‐Test は陽性(血流不全)となった。4名(RI≒0.60、φ≒1.3mm)は通常位置にて QB350ml/minまで血流が採れず、12名(RI≒0.54、φ≒1.3mm)はシャント肢挙上のみでQB350ml/minまでに血流不全となった。US所見では全ての患者で吻合~近傍部狭窄を認めた。また24名はST‐Testで陰性(血流保全)であったが12名(RI≒0.50)で吻合~近傍部の軽度狭窄および中枢側狭窄を認め、残りの12名(RI≒0.46)は狭窄病変を認めなかった。【結語】ベッドサイドで行う簡易的なVA評価法として有効である。

前へ戻る