演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析施行中の脱血流量は後半になると減少する

演題番号 : O-0348

深澤 宏基:1、星野 輝夫:1、松下 和通:1、多胡 紀一郎:1

1:(医)永生会 多胡 腎・泌尿器クリニック

 

【目的と研究デザイン】血液透析時脱血流量(以下QB)は穿刺針の種類やアクセスの状態により影響を受けるが、治療中の経時的変化に関する報告は少ない。TR-3000MAのQB測定機能を治療開始1時間と4時間後に使用し、透析後半にQBは減少するかを検討する。 【研究施設と対象】自施設で同意の得られた104名を対象とした。I:210ml/min設定群74名、II:250ml/min設定群30名であった。 【結果】両群QB(1時間→4時間,ml/min)は、I群(200±9→184±17)、II群(213±18→184±20)であり、両群とも有意(p<0.001)に低下した。また、両群設定QBの95%を満たす患者数はI群で、1時間50人(68%)から4時間11人(15%)へ、II群では1時間4人(13%)、4時間では0%であった。 【結論】予想以上に、透析後半QBが低下していることが判明した。良好な透析効率を得るためには、QBの正確な評価を行い、穿刺針の変更などが必要である。

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