演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

自己血管内シャント音の周波数特性による客観的評価法の検討

演題番号 : O-0347

藤堂 敦:1、吉岡 正訓:1、上野 綾子:1、門中 友美:1、染矢 法行:1、坂口 美佳:2、田中 久夫:2、長谷川 廣文:2、人見 泰正:3、西垣 孝行:3、水野(松本) 由子:3

1:近畿大学医学部堺病院 臨床工学部、2:近畿大学医学部堺病院 腎臓内科、3:兵庫県立大学大学院 応用情報科学研究科

 

【目的】聴診法を用いて自己血管内シャントの血流量(FV)の客観的評価が可能かどうかを検討した。 【対象・方法】自己血管内シャントを有する血液透析患者11例(男性4例、女性7例)、平均年齢47±16歳を対象とした。対象は、超音波検査にてFVが500mL/min以上の患者をA群、500mL/min未満の患者をB群に分類し、電子聴診器を用いて採取した吻合部上の自己血管内シャント音を周波数解析して二群間のスペクトル値を比較検討した。 【結果】A群は、B群と比較して80~620Hzの周波数帯域においてスペクトル値が有意に高値を認め、二群間で異なる周波数特性を認めた。 【結論】聴診法により得られる周波数成分は、FVの大小によりそれぞれ特徴的な変化を示す可能性がある。今後は、この結果を基に聴診法によるFVの客観的評価が可能であるかどうかを探求する必要がある。

前へ戻る