演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

当院でのVA管理におけるエコー

演題番号 : O-0345

橋本 孝一:1、中川 いずみ:1、市川 純恵:1、今成 千晶:1、増子 佳弘:1、大平 整爾:1

1:(医)東桑会札幌北クリニック

 

【はじめに】ここ数年、バスキュラーアクセス(以下VA)合併症も増加しており、その管理は重要となってきた。今回、当院におけるVA管理の一手段としてのVAエコーについて報告する。【対象】2009年8月から2010年12月末までの1年4ヶ月、外来維持透析患者150名。【方法】GE社製LOGIQe(12L-RS リニアプローブ)を使用し、血流量、血管径、RI値などを測定。【結果】(1)同期間のPTA症例41件中エコーにより狭窄有りと判断しPTAを実施した症例29件(70.7%)、(2)VAトラブルを認めなかった症例中3例において血流方向が逆行性となる部位を認め、VA-MAPに反映させた。【考察】エコーによりPTA前の造影検査を減らすことができた。またVAトラブルのない患者においても、VAの変化を観察するために定期的なエコーを実施することは重要であると考えられた。【おわりに】エコーは血流量、血流方向、血管径などを非侵襲的に知ることができ非常に有用であり、患者個々の特性、データの経時的変化も考慮しながらVA管理を実施して行くのが望ましいと思われた。

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