演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

全自動コンソール、東レ社製TR3000MAと、JMS社製の使用経験による報告。

演題番号 : O-0331

寺上 義隆:1、嶽本 智恵子:1、永井 真由美:1、安藤 維徳:2、河内 佑介:2

1:うえの腎透析クリニック、2:上野外科胃腸科病院

 

【はじめに】 全自動コンソール東レ社製TR3000MAと、JMS社製GC-110Nの使用経験を得たので、特徴および使用経験に基づいた比較、報告をおこなう。【比較方法】 機器の操作性 安全性 血液回路 コスト【結果】TR-3000MA、GC-110Nともに逆濾過方式によるプライミング、血液回収を行う。違いとして動脈側返血時、GC-110Nでは血液ポンプを逆回転し返血するのに対しTR-3000MAは逆回転しない。TR-3000MAは動脈圧/脱血圧を監視するのに対しGC-110Nは監視機能がない。安全面では動脈圧監視のないGC-110Nでは透析開始時の脱血不良に気づかず血液回路の凝血を起こす例があった。【まとめ】 今回どちらの機種も大差なく使用できたが、安全性という面で考えるとすれば、GC-110Nは血液流量が適切に取れなくなったときの判断が経験に大きく左右される。それに対しTR-300MAは、動脈圧監視を行なっているため、数値で認識でき、警報設定で安全を図ることができる。GC-110Nに関しては今後の課題と考える。

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