演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

GC-110Nを使用した間歇補液透析の有用性

演題番号 : O-0308

中尾 憲一:1、峰重 洋昭:1、石井 義則:1、中原 美和:1、西崎 哲一:2

1:西崎内科医院 臨床工学部、2:西崎内科医院 内科

 

【目的】近年、JMS社製全自動コンソールGC-110Nを用いて間歇補液透析を行うことにより、末梢循環改善効果やダイアライザー洗浄効果が報告されている。当院でも間歇補液透析を開始したので有用性について検討した。 【方法】通常の透析から間歇補液透析に変更し、血液検査・透析中の臨床症状について比較した。補液設定条件は2回/hr、1回補液量200ml、補液速度150ml/min(全量1400~1800ml)で行った。 【結果】血圧低下傾向にある患者については、透析中の血圧低下関連イベント数が減少した。血液検査については、透析後のアルブミン濃縮率・透析前β2-Mの低下傾向が見られ、除去率では差は見られなかったが無機リンがやや高い値を示した。 【考察】間歇補液透析を行うことで、透析中の血圧低下関連イベント特に下肢挙上の数が大きく減少した。血液検査では、プラズマリフィリング保持の効果と思われるアルブミン濃縮率の低下と溶質除去の向上が見られた。 【まとめ】GC-110Nを使用した間歇補液透析は、簡便で有用な透析方法であると考えられた。

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