演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

次世代型血液透析システムの開発

演題番号 : O-0306

柴田 猛:1、清松 国広:1、山本 将人:1、上石 等:1、高野 雅史:1、西山 敏郎:1、高橋 英次:1、金田 史香:1、金田 浩:1

1:(医)かもめクリニック 次世代技術研究開発部

 

【目的】 血液透析濾過治療と透析器の再使用が容易な血液透析システムを開発する。 【方法】 本法は血液ポンプの入口側に透析器を接続し、Push/Pull機能を併用して、血液透析濾過と透析膜の逆洗を行なう。 【結果】1)現行のPush/Pullは、血液の濾過による濃縮と透析液の逆濾過による希釈、および血液流量の変動の影響によって、静脈側で大きな圧力変動が発生するが、本法は静脈側の血液流量は一定で圧力変動を抑制できる。2)動脈側血液回路系には、血液ポンプセグメントやピロー、および動脈側ドリップチャンバーがなく、Push/Pull機能の併用によって、動脈側の血液が拍動流化し、動脈ヘッダー部の血液の淀みや偏流が改善されて、透析器の抗血栓性が向上する。3)透析膜を透析液で連続的に逆洗浄することによって、膜表面のファウリング現象や目詰まりが抑制でき、透析膜性能の経時劣化を抑制できる。 【結論】 本システムは、血液透析濾過治療や透析器の再使用に有用である。

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