演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

腹膜透析における小,中,大分子量物質除去と腹膜機能の関連性

演題番号 : O-0303

平松 英樹:1、伊藤 恭彦:2、水野 正司:2、鈴木 康弘:2、戸田 晋:1、坪井 直毅:2、伊藤 功:2、佐藤 和一:2、丸山 彰一:2、今井 圓裕:2、林 裕樹:1、松尾 清一:2

1:名古屋大学医学部附属病院 臨床工学技術部、2:名古屋大学医学部附属病院 腎臓内科・腎不全総合治療学

 

【背景】腹膜透過性および物質移送を規定する細孔は、現在3pore modelとして提唱されている。近年Ultra small poreは、Aquaporin-1による水透過性であることが判明している。腹膜透過性の亢進は予後を規定すると報告されているが、Small pore(SP)、Large pore(LP)の動態に関しては、不明なことが多い。【目的・方法】当院PD患者にPETを施行し、D/P Cr (MW:113)、 D/P Alb (69000)、D/P β2-m(11800)、D/P IgG(15万)、D/P α2-M(82万)を測定し、SPとLPの相関を比較検討した。【結果】D/P Cr vs D/P Alb(r=0.756 p<0.001)、D/P Cr vs D/P β2-m(r=0.873 p<0.001)、D/P Cr vs D/P IgG(r=0.736 p<0.005)、D/P Cr vs D/P α2-M(r=0.686 p<0.005)であった。1年間の経過推移では、D/P Crの上昇下降とD/P Albの上昇下降は一致した。【結論】小分子D/P Crと中,大分子D/Pの腹膜透過性は、極めて相関が高いことが判明した。

前へ戻る