演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

腹膜透析合同レジストリーにおける適正透析、腹膜機能に関する検討

演題番号 : O-0301

杉山 斉:1、伊藤 恭彦:2、鶴屋 和彦:3、吉田 寿子:3、丸山 弘樹:4、後藤 眞:4、中山 昌明:5、森永 裕士:6、槇野 博史:6、松尾 清一:7

1:岡山大学 慢性腎臓病対策腎不全治療学、2:名古屋大学 腎不全総合治療学、3:九州大学 包括的腎不全治療学、4:新潟大学 腎医学医療センター、5:福島県立医科大学 腎臓高血圧・糖尿病内分泌代謝内科、6:岡山大学 腎・免疫・内分泌代謝内科学、7:名古屋大学 腎臓内科

 

【目的】多施設共同前向きコホート研究を行いPD患者の診療エビデンスを構築する。【方法】UMINを利用してWeb上で症例登録を開始し、2009末登録時の残腎機能を含む適正透析、腹膜機能に関する解析を行った。【結果】登録4施設128例の平均年齢57.7歳(男性68%)、PD歴3年未満82.1%、原疾患は慢性腎炎44.5%、糖尿病性腎症(DM)31.3%であった。平均総Kt/V1.88、残腎Kt/Vは経年的に低下し、腹膜Kt/Vは増加し総Kt/Vは一定であった。糖尿病群で残腎Kt/V低下、腹膜Kt/V増加が顕著な傾向がみられた。尿量と残腎Kt/Vは正相関、腹膜Kt/Vは負相関を認めた。PETは標準法、fast法合わせ97.7%に施行、約60%がHAまたはHであり、腹膜透過性が高い群ほど糖尿病の割合が高くイコデキストリン使用頻度が高かった。【結論】腹膜・残腎Kt/Vの治療年数別変化、尿量との関係、腹膜機能の状況について明らかにした。

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