演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

腹膜透析患者における末梢血CD34陽性細胞の動態

演題番号 : O-0291

守矢 英和:1、古谷 玲:1、岩上 将夫:1、持田 泰寛:1、石岡 邦啓:1、真栄里 恭子:1、岡 真知子:1、日高 寿美:1、大竹 剛靖:1、小林 修三:1

1:湘南鎌倉総合病院 腎免疫血管内科

 

【目的】透析患者では一般的に血管内皮前駆細胞(EPC:endothelial progenitor cell)が減少しているといわれているが、腹膜透析患者におけるEPCの動態についての詳細は不明であり、今回外来腹膜透析患者におけるEPCと関連する因子を検討する。【対象・方法】3ヶ月以上腹膜透析を施行し安定している外来腹膜透析患者35名を対象に末梢血中CD34陽性細胞を測定し、各種透析関連採血項目、透析効率、残腎機能、左室心筋重量係数と比較検討した。【結果】平均CD34陽性細胞は0.60±0.35/μlであり、単変量解析にてCD34陽性細胞は透析歴と負の相関を、白血球数、logCRPと正の相関を示し、またカルシウムリン積と正に相関する傾向(P=0.0656)が見られたが、多変量解析では白血球数のみが独立した関連因子であった。【考察】腹膜透析患者におけるCD34陽性細胞は動脈硬化や炎症に関連して変動することが示唆され、文献的考察を加え報告する。

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