演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ヒト腹膜におけるpleiotrophinの発現と機能的意義

演題番号 : O-0290

横井 秀基:1、笠原 正登:1、森 潔:1、桑原 孝成:1、今牧 博貴:1、川西 智子:1、古賀 健一:1、石井 輝:1、加藤 有希子:1、森 慶太:1、村松 壽子:2、村松 喬:3、菅原 照:4、向山 政志:1、中尾 一和:1

1:京都大学大学院医学研究科 内分泌代謝内科、2:愛知学院大学心身科学部 健康栄養学科、3:愛知学院大学心身科学部 健康科学科、4:大阪赤十字病院第二内科(腎臓内科)

 

【目的】我々は腹膜線維症モデルマウスの腹膜において増殖因子pleiotrophin(PTN)が増加することを報告してきた。今回、ヒト腹膜におけるPTNの発現およびPTNノックアウトマウスにおけるT細胞およびマクロファージ浸潤と腹膜平衡機能検査について検討した。【方法・結果】腹膜透析カテーテル挿入および抜去時のヒト腹膜生検組織を免疫組織化学法にて検討したところ、PTN発現は中皮下線維層の線維芽細胞様の細胞と中皮細胞に認められた。PTNの機能的意義を検討するためにPTN欠損マウスにchlorhexidine gluconateを投与すると、線維化とCD3陽性T細胞浸潤の低下を認め、腹膜平衡機能検査でもD/P Crの低下を認めた。【結論】PTNはヒト腹膜にも発現しており、炎症細胞浸潤や腹膜透過性に関与することが示唆された。

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