演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

3,4-DGEが腹膜の酸化ストレスおよびアポトーシスに及ぼす影響

演題番号 : O-0287

横井 秀基:1、笠原 正登:1、森 潔:1、桑原 孝成:1、山口 拓:2、相馬 望:2、関 奈々:2、山本 敬史:2、名本 真二:2、山田 亮:2、菅原 照:3、向山 政志:1、中尾 一和:1

1:京都大学大学院医学研究科 内分泌代謝内科、2:株式会社ジェイ・エム・エス 中央研究所、3:大阪赤十字病院第二内科(腎臓内科)

 

【目的】我々はin vivoにおいて3,4-dideoxyglucosone-3-ene (3,4-DGE)を腹膜傷害後に腹腔内投与することで腹膜線維症が増悪することを本学会で報告してきた。今回はその機序として酸化ストレスおよびアポトーシスについて解析した。【方法】10週齢のオスC57BL/6Jマウスに、軽度の腹膜障害を与える目的にて0.1% chlorhexidine gluconate (CG)を隔日で3回腹腔内投与した。その後、週5回145 μM 3,4-DGE/PBS 1mlを計20回腹腔内投与した。CG+3,4-DGE, CG+PBS, PBS+3,4-DGE, PBS+PBS群を作成した。【結果】CG+3,4-DGE群におけるNOX4とp47phox mRNA発現はCG+PBS群もしくはPBS+3,4-DGE群に比べ増加していた。またTUNEL染色にてアポトーシス細胞の増加を認めた。【結論】3,4-DGEはin vivoにおいて、酸化ストレスおよびアポトーシスに関与することが示唆された。

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