演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析中のPGE1投与は血圧低下を緩和し,皮膚組織灌流圧(SPP)を改善する

演題番号 : O-0250

中原 徳弥:1、下山 正博:1、岡本 真智子:1、岩渕 仁:1、浅野 学:1、小口 健一:1、安藤 大幹:2、澤田 睦:2

1:池上総合病院 腎臓医療センター、2:池上総合病院 臨床工学室

 

【目的】PGE1の有益性についてHD中の経時的なSPPの変化を用いて証明する.【対象】PADを合併するHD患者29例56肢,平均年齢70歳,糖尿病合併25例.【方法】全例文書にて同意を取得した.1週間のウォッシュアウト後,HD前,開始1時間後,3時間後に足底でSPPを測定した.次回HD時にPGE1 40μgを開始2時間で静注し,同様にSPPを測定した.非投与時との比較でMann-Whiteny U-test,投与前との比較でPaired t-testを用いて解析した.【結果】SPPはPGE1投与時に上昇(右43.9→47.3,左49.6→49.8),非投与時に低下(右58.5→42.6,左52.5→47.5)し,変化率について有意差を認めた(p<0.01).血圧はPGE1非投与時において有意に低下した(p<0.01).【結語】PGE1投与によるHD中のSPPの改善をリアルタイムに証明し,PGE1の血圧への関与について一知見を得た.(本研究はNPO臨床研究支援センター倫理審査委員会にて承認されたものである.またUMIN CTRに登録済であり情報開示されるものである)

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