演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者のFontaine4度の末梢血管病変(PAD)治療の検討

演題番号 : O-0249

伊與田 義信:1、西村 広行:2、上野 勢津子:2、竹内 敏明:2

1:津みなみクリニック 透析センター、2:遠山病院

 

【目的】今回、近年増加傾向にある透析患者の末梢血管病変(PAD)治療について検討した。【対象】2006年1月から2010年12月までの5年間で、当院および遠山病院の透析患者220名の内、外科的治療を受けたFontain4度の11症例を対象とした。【方法】TASCを用いて分類し、治療方法、経過を調べた。血管外科など他科がどのように治療にかかわったか検討した。【結果】TASC分類では、大動脈腸骨動脈病変より大腿膝窩動脈病変がより多く発生していた。治療は、小切断(足趾):4、大切断(下腿・大腿):3、血管内治療:5、外科的手術(バイパス術):1と切断となる症例が多かった。【考察】切断は、整形外科または一般外科医によって行われ、血管内治療は放射線科医、バイパス手術は心臓血管外科医によって行われた。また、患者の多くがFontaine3度から積極的な治療を開始していた。【結論】足を切断から守るために、PAD早期のFontaine1.2度からの血行の評価と治療を開始するのが望ましいと考えられた。

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