演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ASO症例におけるPTA前後の治療評価としての灌流指標(PI)の有用性

演題番号 : O-0247

半蔀 勝:1、田頭 奈津子:1、宮西 仁:1

1:松下記念病院 医療機器管理室

 

【目的】ASO症例の治療効果判定をABIとパルスオキシメーターの灌流指標(PI;perfusion index)の変化率を用いて比較検討した。【方法】PTAを実施したASO患者5例の8肢に対し、MASIMO SET Radicalを用い、PTA実施前後で患肢のPI値を経時的に測定しABIと比較した。【結果】患趾PI前値は0~1.23であり、PTA施行翌日は0.41~2.43と上昇していた。治療前後の変化率は57.6~2150%、平均174.6%と著明に改善した。しかし、1肢においては治療前後で変化が少なくABIも測定不能で、最終的に下枝切断となった。【考察】PTA施行前後においてPIの変化率はABIより鋭敏であり、かつ臨床症状の改善とよく相関していた。【結語】PIは末梢灌流指標のリアルタイムな評価として簡便かつ有用であり、さらにASOの治療選択の指標ともなりえることが示唆された。

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