演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者の脂質代謝とPAD

演題番号 : O-0246

長谷川 正広:1、菰田 茂樹:1、長谷川 栄三:1、小塚 信:1、蓑島 謙一:1、堀江 正宣:1

1:大雄会第一病院 透析センター

 

【目的】PADの有無で、脂質および酸化LDL(β2GPIC-LDL、MDA-LDL)に相違があるかを検討する。【対象および方法】透析患者60名中、PAD有り30名(透析歴112.5±98.6月、年齢64.1±0.3歳)とPAD無し30名(透析歴77.8±72.7月、年齢65.9±11.2歳)でT-Cho、TG、HDL、LDL、Apo-B、Lp(a)、Homocysteineとβ2GPIC-LDL、MDA-LDLを、栄養状態の指標としてAlb.、Hb.、BUNを用いた。【結果】1.HD患者をPADの有無で比較するとβ2GPIC-LDL、MDA-LDL、TG、Homocysteineに有意差を認めなかった。2. T-Cho、HDL、LDL-C、Apo-BはPAD(-)が有意に高値を認めた。3.Alb.はPAD(+)が3.8±0.3、(-)が4.1±0.4g/dlと有意に低値であったが、Hb.、BUNに差を認めなかった。【結語】透析患者のPADはAlb.やT-Cho、LDL-Cが低値であり低栄養状態(MIA症候群)が関与していると思われた。

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