演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

生体電気インピーダンス法を用いて測定する浮腫率の検討

演題番号 : O-0242

松田 卓也:1、植田 仁美:1、片田 将太:1、明神 健太郎:1、種田 朋美:1、笹岡 佳世:1、斧 武志:1、森 優治:1、瀑布川 義和:1

1:(医)仁栄会 島津病院 臨床工学部

 

【目的】 生体電気インピーダンスで測定する浮腫率に影響をおよぼす関連因子について検討したので報告する。 【対象】 透析患者79名で男性49名、女性29名。平均年齢は63歳、平均透析期間は80ヶ月である。 【方法】 透析治療後にInBodyS32で浮腫率を測定した。測定した浮腫率と性別、年齢、透析期間、BMI、高齢者患者向け栄養指標法(GNRI)、上腕周囲長、血清ALB、標準化蛋白異化率(nPCR)、%クレアチニン産生速度(%CGR)との関連を調べた。 【結果】 機器が算出するDWは臨床で設定したDWと有意な強い正の相関を認めた。またBMI、GNRI、血清ALB、上腕周囲長、nPCR、%CGRなどの栄養指標についても有意な負の相関を認めた。 【考察】 透析患者の生命予後に関連する血清ALB、nPCR、%CGRと浮腫率が負の相関を認めたことは、体液管理および栄養状態の管理が生命予後に大きく関与すること示唆された。 【結論】 透析患者における浮腫率の測定は、体液管理および栄養管理を行う上で有用である。

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