演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

BIA法による透析血圧低下例における透析前後の細胞内外液分布の検討

演題番号 : O-0238

太田 匡彦:1、長岡 高広:1

1:さとに田園クリニック 腎センター

 

【目的】理想体重を透析目標体重に設定しても血圧低下症例を経験する.今回,透析血圧安定例と透析血圧低下例の透析前後体重の細胞内外液分布の変化を検討した. 【対象】非糖尿病血圧安定例20例(NC群),非糖尿病血圧低下例18例(NH群),糖尿病血圧安定例16例(DC群),糖尿病血圧低下例11例(DH群)に分け,各透析指標,透析前後体液組成(ECW:細胞外液量ICW:細胞内液量FFM:除脂肪体重)を検討した.体組成はBIA法(MLT-50)で同一条件で測定した. 【結果】4群間で体重増加率に有意差を認めなかった.NH群はNC群よりも透析前後ICW/ECW(I/E)変化量が大きく,透析後I/E2以上の症例が多く,DH群とDC群の比較でも同様であった.NH群はDH群よりもI/E変化量,KT/Vが大きかった.NH群は透析前後ΔICW/FFMが最も小さかった. 【結論】透析血圧低下例はICWの減少が少なく,透析目標体重は透析後I/Eに注意する必要があると考えられた。

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