演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析患者の体液管理におけるバイオインピーダンス法の有用性

演題番号 : O-0236

瀬川 裕佳:1、八田 告:1、門 浩志:1、高木 彩乃:1、上野 里紗:1、原 将之:1、大谷 麻衣:1、澤田 克徳:1

1:近江八幡市立総合医療センター 腎臓内科

 

【背景】血液透析患者のドライウェイト決定に際して、従来からの心胸比に加え最近ではhANP・IVC等が用いられている。【目的】バイオインピーダンス法による体液量評価がDW設定の新たな指標と成り得るか検討した。【方法】160名の透析患者について、透析前hANPと、直近のバイオインピーダンス法で得られた細胞外液量(ECW)/総体液量(TBW)について回帰分析を行った。【結果】hANPとECW/TBWには有意な相関が得られた(p=0.0004)【考察】これまでにもインピーダンスの比によって目標値を設定し、適切なドライウェイトを達成できたという報告がある(Am J Nephrol 2009;29:25-30)。今回、ex-fluidは細胞外に分布するとの仮定に基づきECW/TBWを取り上げた結果、hANPと有意な相関関係が得られた。厳密には測定のタイミングによる誤差、心機能を考慮する必要があり、相関しない臨床条件についても考察する。【結語】バイオインピーダンス法はドライウェイト評価に有用である可能性が示唆された。

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