演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

中等度の低たんぱく質食を併用した低頻度血液透析

演題番号 : O-0219

松本 博:1、中尾 俊之:1、岡田 知也:1、長岡 由女:1、和田 憲:1、権藤 麻子:1、江崎 真:1、林 亜美:1、宮岡 良卓:1

1:東京医科大学病院 腎臓内科

 

【目的】低たんぱく質食下に低頻度血液透析を導入した患者に対し継続率および安全性を検討した。【方法】2007年9月以後に慢性腎不全透析導入基準により血液透析を導入した患者の中で、低たんぱく質食を継続する意思が高い18人(男13・女5、58±15歳、血清Cr10.6±3.0mg/dl)に本療法(たんぱく質0.6g/kg/日+週1回4時間透析)を施行した。24時間尿量、残腎KT/V、透析KT/V、 総週KT/V(残腎KT/V+透析KT/V)、nPCR、TACureaを1ヶ月毎に評価した。【結果】12ヶ月以上の継続率は61%(11/18)で、平均継続期間は15.7±8.6月であった。残腎機能は、3ヶ月以後徐々に低下したが、透析効率を上げることで総週KT/V≒2.0を維持し、TACは平均50mg/dlであった。1例で心不全を発症したが、死亡例はなかった。12ヶ月未満の早期離脱例は、エリスロポエチン投与量が多く、透析間体重増加が多い傾向にあった。【結論】選択された患者では、本療法を12ヶ月以上にわたり安全に行なうことが可能である。

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