演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

CSEMII(Continuous Syringe Extraction Method II)の考案

演題番号 : O-0216

石丸 昌志:1、鈴木 一哉:1、内野 順司:1、正井 基之:2、吉田 豊彦:2

1:みはま病院 ME部、2:みはま病院

 

【背景と目的】CSEMは、透析液中のCa等の電解質除去測定は、透析液組成理論値を用いたため誤差が生じる可能性があった。今回、透析液給排液側から同時に検体を採取するCSEMIIを考案し評価する。 【対象】維持透析患者9名(M:7、F:2)、年齢:76.9±7.8、HD年数:5.9±2.8 【方法】CSEMIIで給排液側より1Hr毎に検体を採取、総Ca除去量を求め、透析液Ca理論値を用いたCSEMの値と比較した。統計学的有意差検定には、Paird t-testを用いた(p<0.05)。 【結果】給液側Ca濃度、5.9mg/dlと1~4Hr一定の値を示し、Ca理論値の6mg/dlより低値だった。総Ca除去量(mg)は、CSEMとCSEMIIで1Hr(-44.9±48.0,-18.7±49.5)、2Hr(-74.0±113.9,-31.6±96.7)、3Hr(-110.7±100.6,-12.4±98.4)、4Hr(-191.0±144.1,-114.7±155.5)と各時間で有意差を認め、CSEMIIの出納量(絶対値)がCSEMに比し低値であった。 【まとめ】透析液中の電解質等除去測定は、CSEMIIでより正確な測定ができた。

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