演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

即日緊急導入120例の解析

演題番号 : O-0214

池田 雅人:1、平野 景太:1、丸山 之雄:1、渡邉 尚:2、安藤 亮一:2、北野 和彦:2、稲熊 大城:2、小岩 文彦:2、関原 宏幸:2、小松 康宏:2、大坂 守明:2、岡本 裕美:2、木嶋 涼二:2、坂口 俊文:2、篠田 俊雄:2、山家 敏彦:2、重松 隆:2、常喜 信彦:2

1:東京慈恵会医科大学附属青戸病院 腎臓高血圧内科、2:透析導入研究会

 

【方法】初診日に緊急透析導入となった120例と3年以上通院後導入となった591例を比較する前向き研究を行った。【結果】単変量解析では、即日導入例では3年以上通院例に比較して、若く、ADL低下例、CRTT施行例、CAPD移行例が多く、DM率は低く、導入理由では心不全、高Kが多く、透析開始時血圧は高く、血液データではUN、Cr、K、P、GOT、LDH、ALP、WBC、CK、CRPは有意に高く、Na、Cl、Ca、Alb、HDL、Hb、HCO3は有意に低値を示した。3M以内死亡は両群間で有意差なし。多変量解析では即日緊急導入の独立した寄与因子として心不全、非DMや開始時血圧、WBC、BUN、Kの高値、低HDLが重要であることが示された。【結論】緊急導入例は比較的若く、DM例は少ないにもかかわらず、約半数は心不全を合併し、ADLは低下、より尿毒症が進行した後に、はじめて腎臓内科初診となる傾向を認めた。

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