演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ヘテロ家族性高脂血症(heFH)に対して当院でLDLアフェレーシス(LDL-A)を10年以上継続している6症例

演題番号 : O-0196

山内 友香子:1、荻山 義明:1、村田 実奈子:1、鈴木 大成:1、大塚 康洋:1、堀家 敬司:1、稲熊 大城:1、武田 朝美:1、両角 國男:1

1:名古屋第二赤十字病院 腎臓病総合医療センター

 

【背景】FHは心血管系イベントハイリスク群である。スタチン、エゼチミブに加えて、LDL-Aは有効な治療法の一つである。 【目的】循環器内科から依頼されてLDL-Aを10年以上継続しているheFH6例の心血管系イベント数、LDL-C値についてまとめた。 【結果】1例は現在に至るまでイベント発生が認められなかったが、残り5例のイベントの初発年齢は平均43.6歳であった。LDL-A開始後の平均観察期間は191.1ヶ月、LDL-A開始後6例中4例に計10回(うち2人に8回)のイベントが発生し、死亡例はなかった。現在のLDL-A前後のLDL-C値はそれぞれ平均146.7mg/dl、34.7mg/dlであった。 【考察】FHの平均寿命は男性54±11歳、女性69±8歳であるが、一例を除いていずれも平均寿命を上回って生存していた。また、2例を除いては観察期間中のイベントを少数に抑えられた。内服治療で目標値に達しない例にはLDL-Aを併用することで予後を改善することが期待される。

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