演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

カルニチン内服で心機能がさらに改善した免疫吸着療法著効例の拡張型心筋症

演題番号 : O-0191

森田 弘之:1、馬場 彰泰:2、島田 恵:2、赤石 誠:2、村山 章:3、若林 靖久:4

1:森田シャントアミロイド治療クリニック、2:北里研究所病院 循環器内科、3:北里研究所病院 透析センター、4:北里研究所病院 腎臓内科

 

【目的】抗心筋自己抗体陽性の拡張型心筋症 に対して免疫吸着施行し心機能の改善をみたが、最終の免疫吸着終了13ヶ月後にカルニチン内服を開始し、心機能がさらに改善したので報告する。 【方法】症例は20歳代男性、平成XX年9月より薬物治療に反応しない拡張型心筋症。心抑制性抗心筋自己抗体陽性のため、翌年1月と5月にイムソーバTR(旭化成クラレメディカル(株))による免疫吸着療法(血漿処理量 1.5L)をそれぞれ3回と5回の2クール実施した。2クールの免疫吸着療法で心抑制性の抗心筋自己抗体は陰性化し、左室駆出率(心筋シンチQGS法)は治療前の同年1月の22%から2クールの終了後29%、8月には37%に上昇した。しかしその1年後の2月の左室駆出率は36%と6ヶ月間変化がなかった。同年6月よりL-カルニチン(ヴァイタリンコーポレーション)600mg/dayを内服したところ、内服開始翌年3月の左室駆出率は51%まで改善した。

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