演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液透析(HD)が心臓電気生理に与える影響~ペースメーカ内蔵機能を使って~

演題番号 : O-0188

木田 博太:1、上野山 充:1、中村 年宏:1、下田 俊文:1、山田 貴久:2、岡田 倫之:3、椿原 美治:3

1:大阪府立急性期・総合医療センター 臨床工学科、2:同 心臓内科、3:同 腎臓・高血圧内科

 

【目的】恒久的ペースメーカが植込まれたHD患者で、HD前、中、後に心内電位波高や刺激閾値、心房機能、房室伝導能の計測を行い、HDが心臓電気生理指標に与える影響について検討する。 【方法】対象は、恒久的ペースメーカが植え込まれたHD患者13名(平均73±9歳、男性6名)。HD前、中、後に、ペースメーカ内蔵機能を用いて心内電位波高、刺激閾値、房室伝導時間、心房心室1:1rate、洞房伝導時間を測定した。また血清電解質濃度や血圧、心拍数を測定した。 【結果】HD前、中、後で、各種心臓電気生理指標に有意な差を認めなかった。HD施行時の血圧変化と洞房伝導時間の変化、心房心室1:1rateの変化に有意な相関を認めた(p<0.05)。 【結語】ペースメーカ作動と直接関係する心内電位波高や刺激閾値は、HDによる影響を受けなかった。HD中の血圧と心房機能、房室結節伝導能の相関には、自律神経系の関与が示唆された。

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