演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

心室性頻拍に対してメキシレチンが著効した維持透析患者の1例

演題番号 : O-0186

花房 雄治:1、湯浅 光利:1、相田 貞継:1、月原 弘之:1、田中 宏良信:1、儘田 文子:1、高橋 英樹:1、土屋 和仁:1、酒井 修:1、稲葉 陽子:1、岩本 和彦:1、成海 美樹子:1、横山 良望:1

1:横山クリニック 腎臓内科

 

【はじめに】維持透析患者における高カリウム血症に合併する心室性頻拍(以下VT)は致死的で頻度も高い。一方、高カリウム血症や器質的心疾患を伴わないVTは比較的まれである。今回われわれはメキシレチンが著効したVTを伴う維持透析患者例を経験したので報告する。【症例】50歳代、男性。透析歴は3年で、CGNによるCRFのため維持透析となった。透析中に胸部違和感が出現したため、心電図を記録したところVTをの診断を得た。Holter心電図では500連発以上のVTが認められたが、心エコーで器質的疾患は認めず、心機能も正常であった。QT延長や高カリウム血症もなく、また、VT発生時にも血圧は維持されていた。確定診断を得た後、メキシレチン300mg/日の内服を開始したところVTは消失。2年たった現在でもVTは出現しておらず、メキシレチンが著効している。【結語】維持透析患者に合併するVTに対してメキシレチンが著効する1例を経験した。

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