演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

1年間に冠動脈形成術を受けた維持透析患者の臨床像~単一施設での検討~

演題番号 : O-0167

長谷川 昭:1、廣野 正法:1、山本 巧:1、松本 和久:1、林 雅道:1、古作 望:1、土屋 寛子:2、大山 善昭:2、庭前 野菊:2、中野 明彦:2、倉林 正彦:2

1:古作クリニック 内科、2:群馬大学医学部附属病院 循環器内科

 

【目的】冠動脈病変の合併をより的確に診断するために冠動脈形成術が必要となった症例の臨床像を解析検討する。【方法】当施設で血液透析中の患者さんで1年間に冠動脈形成術を受けた15名の臨床像について検討した。冠動脈形成術に関連した再狭窄例は含まない。【結果】平均年齢は69歳、男性10名(67%)、糖尿病性腎症が12名(80%)腎炎が3名(20%)、虚血性心疾患の既往歴を持つ再発例が9名(60%)、無症候性は9名だった。無症候性の9名の内7名は月1回の定期検査の心電図で、1名は心不全発症時、1名は透析中の血圧低下時の心電図でST上昇、巨大陰性T波、水平性ST低下などの異常の出現を認めた。【考察】冠動脈形成術が必要な冠動脈病変を合併していた症例では糖尿病性腎症、再発例、無症候性心筋虚血、心電図異常の出現が多く見られた。【結論】虚血性心疾患の診断には自覚症状と共に繰り返しての心電図検査が有用である。

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