演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

維持透析患者の安静時基礎代謝と透析中の血圧低下について

演題番号 : O-0163

山田 衆:1、渋谷 和之:1、大村 寧:1、中村 紘子:1、小河 秀郎:1

1:公立甲賀病院 内科

 

【目的】透析中の血圧低下と安静時基礎代謝の関係を明らかにする。 【方法】当院で維持透析中の患者45名に対し安静時基礎代謝を測定した。同時期に栄養に関する血液検査と透析中の血圧低下について調査した。 【結果】安静時基礎代謝が年齢・体格から標準より低値であった群(以下低下群)は標準的な値であった群(以下標準群)や標準値より高値であった群(以下高値群)に比し有意に透析中に血圧が低下し何らかの薬剤的処置が必要であった。また低下群は標準群や高値群に比し血清のアルブミン値やBUNが低値であった。 【考察】透析中の血圧低下には心機能の悪化や交感神経の反応性の低下等が報告されている。我々は透析中の血圧低下に下肢の筋力量が関係していると推測した。安静時基礎代謝は筋肉量に相関し今回低下群が血圧低下を示したことは、筋肉量を増加させれば透析中の血圧低下を防止できることを示唆したと思われる。 【結論】安静時基礎代謝は透析中の血圧低下に関与している。今後下肢の筋力アップを図りその効果も報告したい。

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