演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

血液維持透析(HD)患者におけるエリスロポイエチン(EPO)投与量と透析時間についての検討

演題番号 : O-0159

前田 篤宏:1、向井 秀幸:1、木村 廣志:1、武藤 義治:1、古庄 正英:1、中下 さつき:1、三浦 修平:1、近藤 英樹:1、武田 一人:1、大藪 裕司:2、前田 利朗:3

1:麻生飯塚病院 腎臓内科、2:おおやぶクリニック 透析センター、3:(医)幸善会前田病院 腎センター

 

【目的】糖尿病性腎症(DMN)を原疾患とするHD患者におけるEPO投与量を透析時間別に比較検討する。 【対象】DMNを原疾患とする外来HD患者76例(男52例、女24例、年齢66.2±9.5歳、透析歴4.7±4.0年) 【方法】透析時間で4時間群(A)、5時間群(B)、6時間群(C)に分類し、週当たりのEPO投与量とこれに寄与する因子を調査検討した。 【結果】EPO投与量、フェリチン、CRPがA群で有意に高値であった。年齢、透析歴、Hb、アルブミン、HbA1c、インタクトPTHに有意差は認めなかった。また重回帰分析では透析時間が独立した寄与因子であった(R2=0.173、P<0.05) 【考察】不十分な透析はEPO反応性の低下の原因となると報告されている(Nephrol Dial Transplant 19:1-47, 2004)。透析4時間群ではフェリチンが高値にも関わらずEPO必要量が多く、透析不足がEPO反応性の低下の原因である可能性が考えられた。

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