演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

通常透析と間歇逆濾過補液透析の除去性能評価

演題番号 : O-0149

山口 昌子:1、伊藤 孝司:1、中村 浩章:1、小宮山 義一:1、南部 正人:1、伊藤 陽子:1、森口 いぶき:1、小林 直之:1、大久保 充人:1

1:(医)恵優会相武台ニーレンクリニック

 

【目的】当院では機能分類4型と5型の浄化器を用いた通常透析(N-HD)と間歇逆濾過補液透析(I-HD)を行っている。各々の透析方法での除去性能について比較検討した。【方法】対象は安定した維持透析患者3名。機能分類5型のAPS-EATM(PES)(以下EA)を用いてN-HD、4型のAPS-MDTM(PS)を用いてI-HDを2回づつ施行し各々の除去能を検討した。検討項目はβ2-MGおよびα1-MGの除去率、β2-MGの除去量、アルブミン(Alb)の漏出量を算出した。排液は全量貯留とした。【結果】β2-MGの除去率には有意差はなく、一方、α1-MGの除去率ではEA使用が有意に高値であった。Albの漏出量についてもEA使用が有意に高値であった。【結論】EA使用により、α1-MG分子量領域の物質除去が可能になったが、Alb漏出も著しく、透析中の血圧低下や透析後の疲労感など患者に対する負担も大きくなった。安全な透析を行う上で、患者の状態に合わせた適切な浄化器と透析方法を選択する事が重要と示唆された。

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