演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

蛋白漏出型ダイアライザPES-21Dαの前希釈on-line HDFにおける検討~2年追跡データ~

演題番号 : O-0146

引地 誠:1、遊佐 明:2、古田 隆史:2

1:(医)台原内科クリニック 透析室、2:(医)台原内科クリニック 内科

 

【目的】PES-21Dαを前希釈on-line HDFにおいて使用し、溶質除去性能、および2年間の長期使用における栄養状態について評価した。 【対象および方法】当院で前希釈on-line HDFを施行している安定した維持透析患者5名を対象とし、低分子量蛋白質の溶質除去性能(除去率、除去量、CS、Alb漏出量)を測定し、長期使用における臨床検査値等の変動について検討した。 【結果】PES-21Dαの除去率はUN約72%、β2MG約82%、α1MG約50%、除去量はUN約15g、β2MG 約240mg、α1MG約240mg、Alb漏出量 約6.8g、CSはUN約24L、β2MG約8.6L、α1MG 約2.2Lであり、極めて高い溶質除去性能を示した。また、2年間の長期使用において低栄養となる症例は見られなかった。 【結語】PES-21Dαは、前希釈on-line HDFにおいて低分子量蛋白質の除去性能が極めて高かった。また、2年間の長期使用において低栄養をきたすことなく安定して施行できた。本法は、症例を適切に選択することで積極的適応になるものと考えられた。

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