演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

適正なドライウェイトの決定に有用と考えられるコリンエステラーゼ値の検討

演題番号 : O-0125

中田 紘介:1、杉谷 盛太:1、山地 秀平:1、寺本 賀恵:1、東 義人:1、大伴 裕美子:1

1:日本赤十字社和歌山医療センター 腎臓内科部

 

【目的】適正なドライウェイトの決定には栄養状態も非常に重要な要素となる。今回我々は栄養状態の指標としてコリンエステラーゼ値を使用しドライウェイトとの関連を検討した。 【方法】当院で維持透析を行っている患者36人のうち大きな疾病を伴わない28人について、1年間のドライウェイトとコリンエステラーゼ値の変動について後ろ向きに解析した。 【結果】ドライウェイトの変化率はコリンエステラーゼ値の変化率に相関を認めた。またコリンエステラーゼ値そのものもドライウェイトの変化率に相関を認めた。 【考察】コリンエステラーゼは肝臓で代謝される物質で肝機能以外には大きく影響を受けない物質であるため、栄養状態に比例して増加する物質と考えてよい。今回の結果はある一定のコリンエステラーゼ値以上の方は栄養過多となり体重増加を来すこと、コリンエステラーゼ値に5%以上の変動があれば体重変化を来す可能性があることがわかった。

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