演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

多発性嚢胞腎への腎TAE施行後のドライウェイト評価におけるBIA法の有用性

演題番号 : O-0122

伊豫田 誠子:1、岡田 奈美:1、比毛 稔:1、松野 敏宏:1、石綿 清雄:2、諏訪部 達也:3、乳原 善文:3、高市 憲明:3

1:虎の門病院分院 臨床工学部分院血液浄化療法室CE科、2:虎の門病院 循環器センター内科、3:虎の門病院分院 腎センター内科

 

【目的】常染色体優性遺伝性多発性嚢胞腎(以下ADPKD)への腎動脈塞栓療法(以下腎TAE)後は、腎臓が著明に縮小し、腹部膨満感や食欲不振が急速に改善するため、迅速なドライウェイト(以下D.W.)の調節が求められる。当院では、D.W.の決定には理学的所見とともに生体電気インピーダンス法(以下BIA法)による体水分分析も参考にしており、腎TAE前と腎TAE1年後までのD.W.、腎体積、及びBIA法による体水分量の変化を検討した。 【対象・方法】腎TAEを施行したADPKD患者35名。InBodyS20にて透析後に測定した。 【結果・結論】腎体積は腎TAE1年後で腎TAE前に比して全症例で縮小し、CTR、血圧、細胞外水分比を腎TAE前と差がないように調整した結果、D.W.は腎TAE3ヶ月後までは下げ、6ヶ月後以降は逆に上げていた。D.W.を調整する際は、CTR及び血圧と共に透析後の細胞外水分比を腎TAE前値に比べて同等あるいはやや低く保つようにすることが重要である。

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