演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

透析膜表面のPVP添加および吸着蛋白の有無が生体適合性に与える影響

演題番号 : O-0119

佐野 直人:1、五十嵐 一生:1、河崎 雅暢:2、橋本 貴仁:3、芝本 隆:4

1:すがも腎クリニック 臨床工学部、2:すがも腎クリニック 腎臓内科、3:清湘会記念病院 臨床工学部、4:秀和綜合病院 臨床工学部

 

【目的】製膜時のPVP添加の有無が、異なるPEPA膜を用いて蛋白吸着が生体適合性に与える影響について実験的に検討した。 【方法】評価したPEPA膜はPVPを添加したFDX-15GW(FD)、無添加のFLX-15GW(FL)を用いた。対照に5%albumin処理し60分間放置したFD(AFD)およびFL(AFL)とした。実験は、ミニモジュール(0.15m2)を作成し用いた。健常人全血50ml(Heparin処理)を20ml/minの速度で通過させた。評価は、出入口のWBC,Plt,Plc,TAT,β-TGの変化と、膜接着Plt由来のLDH測定。 【結果】WBCは全てで軽度低下した。Plt、PlcともにAFD、AFL<FD<FLの順に低下した。TATでは全てで低下した。β-TGはFD、FLで上昇しAFD、AFLでは低下した。LDHはAFD<FD<AFL<FLの順に高値だった。 【結語】PVPおよびalbumin膜面処理は、WBC,TATの変化に影響しなかった。albumin膜面処理はPlt損傷を抑制すると思われる。

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