演題情報

口演

開催回
第56回・2011年・横浜
 

ポリスルフォン(PS)膜から溶出するポリビニルピロリドン(PVP)の測定法について

演題番号 : O-0117

島本 佳昌:1、河合 伸晃:1、宮田 賢宏:1、海本 浩一:1

1:大阪電気通信大学 大学院 医療福祉工学研究科

 

【目的】PS膜から溶出するPVPを紫外可視光(UV)スペクトル(UV-S法)にて定量が可能であるかを検討した。 【方法】生理食塩水(生食)にPVPK90(和光純薬)を溶解し,0~100ppmの試料を作成した。これら試料を比色定量・Muller法(M法)とUV-S法で測定し相関関係を調べた。次に,PS膜(PS-1.6UW)を用いて生食2Lのプライミングを行ない,洗浄生食中のPVP濃度を両法で測定し比較した。  【結果】M法とUV-S法ではr=0.996と有意な相関があった(n=13, p<0.0001)。また,血液側充填液のPVPはM法101ppm,UV-S法114ppm,1L洗浄後ではM法0.7ppm,UV-S法4.2ppm,2L洗浄後ではM法0.6ppm,UV-S法2.1ppmであった。 【結論】PVPK90を用いたM法とUV-S法では有意な相関を示したが,PS膜から溶出するPVPはUV-S法では低濃度で差が見られた。今後更なる検討を加える。

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